先日開催された Serverlessconf Tokyo 2018 で少しでも Azure Functions 良さそうって思った人が一番手軽に体感できる方法はなんだろうと考えた結果の、これを使えばいいというのがあったので紹介します。
準備するもの
- パソコン(Win or mac os Linux)
- お気に入りの最近の Web ブラウザ
- マイクロソフトアカウント
最期のマイクロソフトアカウントは持ってない人がいそうな気がするので、こちらから作ってください。 新規のメアドとかが作られるわけではなく、既存メールアドレス(gmail など)をマイクロソフトアカウントとして使えるようにすることもできます。
以下のページからマイクロソフトでサインインを選択して、サインイン画面で「アカウントをお持ちでない場合、作成できます」と書いてある部分から作成できます。
Microsoft Learn
お試しするための場所は最近公開された Microsoft Learn です。学習用コンテンツが置いてあるサイトなのですが、ここは実際に学習用の Azure 環境が提供されるので実際に追加コストなしで Azure を実際に学習しながら試せる場所になります。
その中のこれ
最初はテキストだけですが、実際に作業を開始する部分まで進むとサンドボックスを有効化するようなボタンが出てきます。有効化したあとに https://portal.azure.comにアクセスしてサンドボックスを有効化した時に使ったマイクロソフトアカウントでサインインすると、この学習用の Azure の環境が用意されます。素敵だと思うのですがどうでしょう。
コンテンツに対して思うところ
上記で紹介したコンテンツは、全部をちゃんと見たわけではないのですが基本的にコードを書く作業を全て Azure Functions が持ってる組み込みのポータル上のテキストエディターでやるという感じで進んでます。
これでコードを書くのは正直苦行なので、本当に興味が出た人はローカルで開発するための CLI ツールとお好みのテキストエディターで開発して git push や zip で固めたものをデプロイや各種 CI ツールからのデプロイも対応してるので、そちらを確認してみてください。
CLI ツール
先日 Azure Functions v2 が正式に提供されはじめたのですが日本語ドキュメントのアップデートが追いついてないのでプレビュー段階だと書いてありますが正式版です。v2 から macOS, Linux にも対応してるので Windows 以外でも OK です。
Visual Studio Code
Visual Studio 2017 でもいいのですが、Serverlessconf Tokyo に参加してる層の人たちは軽量な環境が好きだと思います(私も軽いの好きです) 好きなエディターを使うのが一番いいと思うのですが、Visual Studio Code の場合は Azure Functions の開発をサポートしてくれる拡張機能とかがあるので紹介しておきます。個人的におすすめ。
本番でのデプロイには
ドキュメントには、色々なデプロイ方法について書いてあります。とりあえず継続的なデプロイのところをとっかかりに見て、他のデプロイの方法も興味があればといった感じでいいと思います。
おまけ
サーバーレスとは みたいな感じですがオンプレで動かすとか(Preview)
Serverlessconf Tokyo 2018 キーノートで紹介した docker とかもあります。
まとめ
Microsoft Learn は無料で Azure を学習する現時点で一番いいコンテンツだと思うので、他に興味のある機能がある場合は眺めてみるといいと思います。
では、良いサーバーレスライフを!